コンクリートやユニットバスでもシロアリ被害?床下調査での驚きの事実

自分の家がシロアリ被害にあっているかもしれないと思ったことはありませんか?

もしコンクリートやユニットバスがあるから大丈夫だと思っているなら、それは危険です。

本日の調査

こんにちは。シロアリ駆除業者の北川です。

今回は築約13年、木造2階建ての一戸建て住宅で行った床下調査の結果をご紹介します。

このお客様は、「我家は床下土間コンクリートで風呂はユニットだからシロアリとは無縁」とおっしゃっていました。

しかし、それは正しくありません。

実は、コンクリートやユニットバスでもシロアリ被害が起こり得るのです。

コンクリートやユニットバスは木材ではありませんが、その隙間や接合部分から水分や湿気が侵入し、シロアリにとって好ましい環境になります。

そこにイエシロアリが侵入すると、被害が拡大する恐れがあります。

イエシロアリは、関東以南の沿岸部や西日本に多く生息するシロアリで、自ら水を運ぶことで乾燥した木材も食害していきます。

活動範囲が広く(最大100メートル)、コロニーが大きい(100万匹以上)ので、被害が急速に進行しやすいのです。

今回のお客様宅では、土間コンクリートの隙間からイエシロアリの蟻道が見られました。

蟻道とは、シロアリが土や唾液などで作った通路で、これがあるということはシロアリが活動している証拠です。写真をご覧ください。

(写真:蟻道)

床下に入ってみると、木材や断熱材にも食害跡がありました。特に水回りの床下は湿気が多く、シロアリの被害が深刻でした。

このように、コンクリートやユニットバスでもシロアリ被害が起こる可能性があります。

放置しておくと、家の構造や耐震性に影響を及ぼす危険性もあります。

シロアリ被害を防ぐためには、定期的な床下調査と予防工事が必要です。

床下調査では、シロアリの有無や被害状況を確認し、早期発見・早期対処を行います。

予防工事では、床下の木材や土壌に薬剤を塗布・散布して、シロアリの侵入や繁殖を防ぎます。

私たちは、お客様の大切な住まいをシロアリから守るために、最新の技術と豊富な経験で対応いたします。

料金も明朗会計で安心です。無料見積もりも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

シロアリ被害は放置すると深刻化します。今すぐプロに相談しましょう!

シロアリ予防について

シロアリは土の中に生息し、いつも餌が無いか探し回っています。

床下が湿っていたり、家の周りに井戸や水路や田んぼなどがあると、シロアリが生息しやすい環境になります。

鉄筋やコンクリートの家でも、シロアリの食害はあります。

建材が食害されると、修理に多額の費用がかかってしまうことがありますので、シロアリを寄せてけない環境づくりが大切になります。