健康を守るためのシロアリ駆除とは?~アレルギー・シックハウス症候群への配慮~

家族の健康を守るために、住まいの安全対策は欠かせません。
シロアリ被害は家の構造を脅かすだけでなく、健康リスクも引き起こす可能性があることをご存知でしょうか?
今回は、シロアリと健康被害の関係、施工現場でのエピソード、そして科学的データに基づいた対策方法について詳しくご紹介します。
シロアリが引き起こす健康リスク
シロアリは家の木材を食害するだけでなく、その死骸やフンが空気中に微細な粒子となり、アレルギー症状を引き起こすことが報告されています。
アレルギーとシロアリの関係
実際、アメリカ環境保護庁(EPA)の調査によれば、室内アレルゲンの一因としてシロアリや他の害虫由来の微粒子が関与していることが示されています(EPA, 2017年報告)。
特に、シロアリのフンにはカビが繁殖しやすく、これが呼吸器症状を悪化させることがあるのです。
アレルギー体質の方、小さなお子様、高齢者がいるご家庭では、シロアリによる空気環境の悪化を軽視できません。
駆除薬剤による二次被害「シックハウス症候群」にも注意
さらに、シロアリ駆除で使用する薬剤が原因でシックハウス症候群を引き起こすリスクも無視できません。
厚生労働省によると、室内空気中のホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)の増加が、頭痛、めまい、吐き気などの健康障害をもたらすことが明らかになっています(厚生労働省「シックハウス対策マニュアル」)。
駆除に使用される薬剤によっては、これらの有害物質を発生させる恐れがあるため、施工業者の薬剤選びと施工技術が非常に重要になります。
健康を最優先したシロアリ駆除の現場から
事例:喘息持ちのお子様がいるご家庭
ある日、築20年の木造住宅にお住まいのお客様から、「床が沈む」「子どもが最近よく咳をする」とのご相談がありました。
調査を行うと、床下の一部にシロアリの被害が広がっており、死骸やフンがかなり堆積していました。
このご家庭には喘息を持つ5歳のお子様がいらっしゃったため、通常以上に慎重な対応が求められました。
私たちはまず、粉塵が舞わないよう養生を徹底し、作業中も強制排気装置を稼働させながら施工を行いました。
使用する薬剤も、国内認証([公社]日本しろあり対策協会認定薬剤)を受けた低臭・低揮発の普通物タイプのものを選定。施工後には空気測定を実施し、安全を確認してからお引渡しをしました。
その後、お客様から
「施工後、子どもの咳が減り、安心して過ごせるようになりました。」
という嬉しいお声をいただきました。
科学的根拠に基づいたシロアリ対策
当社では、常に最新の科学的知見に基づいた施工を行っています。
シロアリ対策薬剤の進化
近年開発されたネオニコチノイド系薬剤やフェノピロール系薬剤は、シロアリに対して高い効果を持ちながらも、揮発性が極めて低く、シックハウスリスクを大幅に低減できることが実証されています。
これらの薬剤は、食塩やカフェインよりよりも急毒性が低く、発がん性および催奇形性のいずれも認められておりません。
たとえば、ある研究(環境安全研究所 2022年)では、従来型薬剤と比較して、最新型薬剤の室内空気中へのVOC放出量が約1/20にまで減少していると報告されています。
つまり、適切な薬剤を選び、正しい施工を行うことで、
「害虫駆除」と「住む人の健康保護」を両立することができるのです。
健康第一のシロアリ駆除を選びましょう
シロアリ駆除は、単なる害虫対策ではありません。
「家族の健康」と「安心できる暮らし」を守るための大切なステップです。
私たちは、お客様一人ひとりの生活環境に合わせて最適な対策を提案し、
✔ アレルゲン対策の徹底
✔ 薬剤リスクの最小化
✔ 駆除後の安全確認
を標準施工としています。
シロアリに少しでも不安を感じたら、放置せずに当社へご相談ください。
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