畳の交換だけでは防げない!シロアリ被害の床下点検を怠った結果とは

本日の調査

シロアリは、木造住宅の大敵です。シロアリによる被害は、年間数千億円にも上ると言われています。

シロアリは、木材の中身を食べて空洞化させるため、見た目では分かりにくく、気づいたときには手遅れになっていることも多いのです。

先日、当社にシロアリ駆除の依頼がありました。

お客様は、約1年前に6畳和室の畳がシロアリに食害されたことを発見し、畳6枚全部を交換しました。

また、畳板にはホームセンターで購入したシロアリ薬剤を散布しました。お客様は、これでシロアリの心配はないと思っていました。

しかし最近、床が軋む音がするようになり、不安になって当社に連絡してくださいました。

当社のスタッフが現地に伺って調査したところ、床組材がイエシロアリに大きく食害されていることが判明しました。

イエシロアリは、水分を運ぶ習性があるため、乾いた木材でも自分たちで湿らせて食べることができます。

お客様が散布したシロアリ薬剤は、効果が低かったか、すでに効果が切れていたのでしょう。

シロアリの被害は、放置すればするほど拡大します。

シロアリは、床下から建物の基礎や柱を食べていき、最悪の場合、建物の倒壊につながることもあります。

シロアリの被害に気づいたら、早急に専門業者に相談することが大切です。

また、定期的に床下点検を行うことで、シロアリの発生を早期に発見することができます。

この時期、シロアリの活動が活発になるために床下点検をおすすめします。

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