【動画あり】アメリカカンザイシロアリの特徴と見分け方|和歌山の調査事例

アメリカカンザイシロアリの特徴と見分け方を解説するアイキャッチ画像。木材上を歩くアメリカカンザイシロアリと和歌山の調査事例を紹介。

アメリカカンザイシロアリは、近年日本各地で被害が報告されている外来種のシロアリです。ヤマトシロアリやイエシロアリとは異なり、乾燥した木材にも生息できるため、発見が遅れやすい特徴があります。

この記事では、アメリカカンザイシロアリの特徴や見分け方、実際の動画を交えながら詳しくご紹介します。

カンザイシロアリの特徴

アメリカカンザイシロアリは、北米原産の外来種シロアリで、日本では輸入木材や家具などに紛れて持ち込まれたと考えられています。

ヤマトシロアリやイエシロアリとは異なり、乾燥した木材の中でも生息できることが大きな特徴です。そのため、雨漏りや水回りだけでなく、柱や梁、家具などにも被害が発生することがあります。

また、地面から蟻道を伸ばして侵入するケースが少なく、被害に気付きにくいシロアリとして知られています。発見が遅れると、木材内部が空洞化していることもあるため注意が必要です。

和歌山県内でもアメリカカンザイシロアリの被害が確認されており、近年は全国的に相談件数が増加しています。

小さな糞(フン)を見つけたら要注意

アメリカカンザイシロアリの被害を見分ける大きなポイントが「フン」です。

ヤマトシロアリやイエシロアリは、フンを蟻道の材料として利用するため、目に見える場所にフンが堆積することはほとんどありません。

一方、アメリカカンザイシロアリは木材の内部に小さな穴を開け、粒状のフンを外へ排出します。

木の近くや窓枠、床の上に木くずのような小さな粒が落ちている場合は、アメリカカンザイシロアリ被害のサインかもしれません。

このようなフンを発見した場合は、早めの調査をおすすめします。

和歌山市で実際に確認された被害事例

和歌山市の住宅では、床の間や和室の柱からアメリカカンザイシロアリによる被害が確認されています。粒状のフン(ペレット)が発見のきっかけとなった実際の事例はこちらをご覧ください。

【アメリカカンザイシロアリ】床の間や柱に粒状のフン?和歌山市で発見された外来種シロアリの事例

アメリカカンザイシロアリの職蟻

こちらはアメリカカンザイシロアリの職蟻です。

ヤマトシロアリやイエシロアリの職蟻と比べると体が大きく、しっかりとした体格をしています。

木材内部で生活しながら巣を拡大し、建物の構造材を少しずつ食害していきます。

アメリカカンザイシロアリの兵蟻

こちらはアメリカカンザイシロアリの兵蟻です。

兵蟻は外敵から巣を守る役割を持ち、特徴的な大きな頭部と発達したアゴをしています。

ヤマトシロアリやイエシロアリの兵蟻と比較しても大型で、その違いがよく分かります。

アメリカカンザイシロアリとヤマトシロアリの違い

アメリカカンザイシロアリとヤマトシロアリは、同じシロアリでも生態や被害の特徴が大きく異なります。

ヤマトシロアリは湿った木材を好み、床下や水回り、雨漏り箇所など水分の多い場所で発生することが一般的です。また、地面から建物へ侵入するため、基礎や床下に蟻道(ぎどう)と呼ばれる土のトンネルが見つかることがあります。

一方、アメリカカンザイシロアリは乾燥した木材でも生息できるため、柱や梁、天井裏、家具などにも被害を与えます。木材の内部だけで生活することが多く、蟻道を作らないため発見が遅れやすいシロアリです。

また、アメリカカンザイシロアリの大きな特徴として、木材内部から粒状のフンを排出することが挙げられます。窓枠や柱の周辺に木くずのような小さな粒が落ちている場合は、アメリカカンザイシロアリ被害の可能性があります。

どちらのシロアリも建物に深刻な被害を与えることに変わりはありませんが、被害の現れ方や駆除方法が異なるため、正確な種類の特定が重要です。シロアリの痕跡を発見した際は、早めに関西防除へご相談ください。

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