【アメリカカンザイシロアリ】床の間や柱に粒状のフン?和歌山市で発見された外来種シロアリの事例

和歌山市の住宅で、外来種「アメリカカンザイシロアリ」による被害を確認しました。
和室の柱や床の間に見られる粒状のフン(ペレット)は被害発見の重要なサインです。
今回は実際の調査事例をもとに、アメリカカンザイシロアリの特徴や見分け方についてご紹介します。
和歌山市でアメリカカンザイシロアリを発見
先日、シロアリ調査でお伺いした和歌山市のお客様宅にて、アメリカカンザイシロアリによる被害を確認しました。
被害が見つかったのは和室の床柱です。調査の際、柱の周辺に小さな粒状のフンが落ちているのを発見し、詳しく調べたところ、木材内部にアメリカカンザイシロアリが生息していることが分かりました。

アメリカカンザイシロアリは、もともと日本には存在しなかった外来種のシロアリです。1976年に東京都で初めて確認され、その後全国各地へと分布を広げています。
現在では和歌山県内でも被害事例が確認されており、注意が必要なシロアリの一種です。
アメリカカンザイシロアリについて詳しく知りたい方へ
アメリカカンザイシロアリの特徴や見分け方、被害のサインについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶【動画あり】アメリカカンザイシロアリの特徴と見分け方
カンザイシロアリの特徴
アメリカカンザイシロアリは、一般的なヤマトシロアリやイエシロアリとは異なる特徴を持っています。
最大の特徴は、乾燥した木材の中で生活できることです。
ヤマトシロアリやイエシロアリは湿気を必要とするため、床下や水回りなどから被害が始まることが多いですが、アメリカカンザイシロアリは木材に含まれるわずかな水分だけで生息できます。
そのため、
- 和室の柱
- 床の間
- 天井裏の木材
- 梁や桁
- 家具や仏壇
など、乾燥した場所でも被害が発生します。
また、一つの木材の内部に小規模なコロニーを複数作りながら被害を広げるため、発見が遅れやすいという特徴もあります。

粒状のフンを見つけたら要注意

アメリカカンザイシロアリの被害を見分ける最も大きな手がかりが「粒状のフン(ペレット)」です。
このシロアリは、排泄物に含まれる水分をほぼ完全に再吸収するため、フンが乾燥して固い粒状になります。
木材内部で生活しているシロアリは、小さな排出口を開けてフンを外へ捨てます。
そのため、
- 床の間の周辺
- 柱の根元
- 窓枠の下
- 家具の周囲
などに、砂粒のような小さなフンが落ちていることがあります。
直径1mm程度の小さな穴と粒状のフンが見つかった場合は、アメリカカンザイシロアリ被害の可能性があります。
す。
ヤマトシロアリ・イエシロアリとの違い
ヤマトシロアリやイエシロアリは、フンを蟻道の材料として利用したり、自ら食べたりするため、目に見える形でフンが排出されることはほとんどありません。
一方、アメリカカンザイシロアリはフンを外へ排出する習性があります。
そのため、家の中で粒状のフンを発見した場合は、アメリカカンザイシロアリの存在を疑う必要があります。
実際にあった被害例

アメリカカンザイシロアリは、気付かないうちに被害が進行することがあります。
過去には、
「床の間に置いていた大切な仏壇が内部まで食害され、修復が難しい状態になっていた」
「リフォーム工事で木材を外したところ、中が空洞になっていた」
といった相談を受けたこともあります。
表面上はきれいに見えていても、内部では被害が進行しているケースが少なくありません。
粒状のフンを見つけたら早めの調査を
アメリカカンザイシロアリは、被害箇所が限定されている初期段階で発見できれば、被害の拡大を抑えやすくなります。
和室の柱や床の間の周辺で粒状のフンを見つけた場合は、放置せず早めの調査をおすすめします。
関西防除では、和歌山市をはじめ和歌山県全域でシロアリ調査を行っています。
「これってシロアリのフンかな?」
と気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
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