床がきしむ原因は?イエシロアリ被害の恐ろしさと対策方法

先日、築約40年のお客様から床が2~3年前からギシギシ音がするというご相談をいただきました。

早速現地に伺って床下調査を行ったところ、驚くべき光景が待っていました。

床下はイエシロアリによって食い荒らされており、木材の強度や耐久性はほとんどなくなっていました。

お客様は高齢者のお母様お一人暮らしで、梅雨時期に部屋で羽蟻を何度か見かけたそうですが、外から入ってきたものだと思って気にしていませんでした。

約40年前の新築時に白蟻予防工事をされたそうですが、それ以降は一度も白蟻予防工事や点検をされていませんでした。

このような事例は残念ながら珍しくありません。
イエシロアリは数十万~数百万匹の巣を作ります。
そして乾燥した木材に水や湿った土を運び込みながら食害するため、 食害範囲は非常に広くなります。

また、巣は地中深くにあり、時には100mも離れた場所まで被害が及ぶこともあります。
そのため発見するのが遅れることが多く、防除も困難です。

イエシロアリ被害から家屋を守るためには、定期的な予防工事や点検が必要です。
白蟻予防工事では効果的な薬剤や施工方法を選択し、床下や土台周りなど重要部位に対して処理します。

点検では床下や外壁周りなど被害発生しやすい箇所をチェックし, シロアリ被害の有無や程度、原因等を調査します。
もし被害が見つかった場合は、早急に駆除工事を行います。

駆除工事では、イエシロアリの巣の位置や範囲を特定し、効果的な薬剤や施工方法を選択し、被害箇所に対して処理します。
また、被害箇所の補修や再発防止のための対策も必要です 。

イエシロアリ被害は放置すればするほど深刻化します。

家屋の安全性や価値を保つためにも、定期的な予防工事や点検をおすすめします。

当社では、豊富な経験と知識を持って、お客様のご要望に応じて最適なプランをご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。